取引のしやすさが決めて
FXを行う際には、いかにうまい具合に売買を行うことができるかが重要です。
そのため、取引のしやすさはとても重要なものであり、ボタン一つで決済出来たり指定した値で決済出来たりするツールがあるなどがFX会社を選ぶポイントになります。
しかし、初心者ではツールの使い方もはっきりとわからないこともあるので、デモトレードができる業者を選び、実際に利用する前に練習できることも大切です。
取引ツールは各FX会社から特徴的なものも出ていたりするので、どれが使いやすいかなどデモトレードを利用して、比較することも重要なことになります。またDMM FXではサポートが充実していることが特徴で、業界初となるLINEでのカスタマーサポートは初心者に評判です。
一つの業者しかみていないと、他の業者で便利なツールがあってもそれに気づかずに使っていることもあります。そのため、必ず比較をしてよく考えることが大切です。
証券会社を利用して外為投資を行う際には、キャンペーンも確認しておきましょう。指定されたペアで何万通貨以上の取引がある場合に、プレゼントがあったりするので、取引ツールが便利に使えると有効的です。
しかし、必ずしもプラスになるわけではないので、FXでの取引を行う際には十分に注意して行うようにしましょう。
基軸通貨と決済通貨
FXでは外国通貨を売買することで差益を得るものです。
FXの取引の対象となっている通貨は一定以上の価値を有している国や地域の通貨が中心です。
通貨にランクがあり、取引量によってメジャー通貨とマイナー通貨の2種類に分けられます。
メジャー通貨としては米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPY)、ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、カナダドル(CAD)の8種類です。それ以外の通貨はマイナー通貨とされます。
メジャー通貨はすべてのFX業者で扱っていますが、マイナー通貨は扱っている業者が限られます。
またFXで取引をするさいに通貨ペアを選択しますが、この際に組み合わせとして「米ドル/日本円」といった表示になります。これにも意味があり左側を基軸通貨と言い右側を決済通貨といいます。
日本の業者は円建てで証拠金を計算するため通貨ペアに日本円が絡んでいれば特に気にする必要がありませんが、日本円が絡んでいない取引には、例えば「ユーロ/米ドル」の通貨ペアで売買した際には「米ドル/日本円」のレートで換算して売買が行われます。
為替相場は変動するもの!取引前に問題を想定しておく
FXをするのであれば専用の口座に証拠金を払い込み、レバレッジの設定をして様々なトレードを行うことになります。
その際には大きな利益を得ることをイメージしつつも、最悪のケースについても最低限の計算をしておく必要があると言えるでしょう。
想定外の方向にどの程度進めば強制ロスカットが発生するのかについて、取引をする前の段階である程度想定しておく必要があります。
このような姿勢が必要になる背景には外国為替相場と言うものは変動するものであるという特徴があるからです。
ドル円のように比較的安定した通貨であっても世界的な影響を持つ出来事があればかなり大きな変動することがあります。
このような場合に大きな金額が動くことになると言えるでしょう。このような相場の変動をある程度想定してFXに取り組むのができる投資家の姿勢であるといえますが、なかなか難しいことであるのも事実です。
値段が上がるか下がるかと言う非常にシンプルな相場である一方、影響及ぼす要因が非常に幅広く偶然の要素も非常に多いというのがこの問題の特徴であるといえます。
選んだ通貨によって変動の可能性や幅が違うという点が特徴となっていますので、自分なりに経験を積み重ねることで学んでいくしかありません。