気になるFX用語「スリッページ」

FXなどのサービスを利用する場合にはある程度の専門用語を理解しておく必要があるといえます。

その中の1つにスリッページと呼ばれる言葉があります。これは注文をした際に想定していた為替レートとは違う金額で約定することを言う言葉であり、あまり好ましいことではありません。
指値で注文をする場合には起こらないのが一般的ですが、成行注文をする際には発生する場合があるため注意が必要です。

これは取引をする際のシステムの問題であると考えることができます。
FXにおいては書いてと売り手がいて初めて約定しますので、同時に複数の注文が入った場合などには思い通りのレートでの約定が難しくなるケースが少なくありません。

とっさの判断で注文を出す場合などには成行でトレードすることが多いといえますが、この場合は相場の変動によりトレードが成立するレートが思い通りにならない、スリップすることがあると言う意味においてスリッページと呼ばれる現象が発生します。

良いFX業者があるとすれば、このような問題がいかに発生しないかという点に注目することができるでしょう。
投資家にとっては重要な要素であるといえます。

気になるFX用語「注文」

FXと言うサービスを利用する場合、まず最初に行うのは証券会社やFX業者などに専用の口座を開設することです。
そのような口座の中にお金を払い込むことにより準備完了となります。

FXとは正式名称を外国為替証拠金取引と言うのですが、この証拠金に当たるのが払い込んだ現金であると言えるでしょう。

証拠金と呼ばれる背景にはレバレッジと呼ばれる仕組みが関係しています。FXでは払い込んだ証拠金に対して最大で25倍の運用することができると言う仕組みがあります。
そのため少ない資金でも大きな運用することができる点が大きな魅力となっているのです。この資金を使って様々な取引を行うことになります。

FXでは注文と言う行為によってポジションを取ることができますが、外国の通貨を購入する買い注文から始めることができますし、外貨を売却する売り注文から始めることもできます。

またそれらのポジションを決済する際に反対売買をする時も注文を出すことになるのです。このようにFXにおいては注文は取引を行うことと同じ意味であると言えるでしょう。
どのようなタイミングで注文を出すのかといった点が投資家の腕の見せ所です。